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取材
ハウステンボスで稼働予定!国内初の「自家消費型」モデル
まもなく、自家消費型の大型ソーラーシェアリングが稼働する。導入されるのは、自然豊かな景観と、年間を通したイベント開催で、国内外から来場者が訪れるテーマパーク「ハウステンボス」だ。
ブルーベリーと電気の地産地消を実践
年間約300万人が訪れるテーマパーク、「ハウステンボス」。開業25周年を迎え、3DプロジェクションマッピングやVRを活用したジェットコースターなど、独自の企画を次々と打ち出し続けている。そんなハウステンボスが新たに始めようとしているのが、国内初の自家消費型である大型ソーラーシェアリングだ。
現在、ソーラーシェアリングの多くは、発電した電気を電力会社に売電している。ところがこの設備では、発電した電気を場内で活用するという。
風車を囲む憩いの場であるバスチオン広場に「ブルーベリー観光農園」を新設。摘み取り体験(ブルーベリー狩り)ができる農園で、そこでソーラーシェアリングを行う。
「場内で使用する電力と農作物を効率的に作ることで、今後も生産性・お客様満足度の向上、ひいては地球環境温暖化対策への寄与を進めてまいります」(ハウステンボス広報担当者)。
地産地消を目指す新たな事業が、訪れる来場者の目にどのように映るか、期待が膨らむ。
ハウステンボスブルーベリー観光農園
場所 | 長崎県佐世保市 |
設備容量 | 128kW |
土地面積 | 2,300㎡ |
導入年月日 | 2019年6月(予定) |
パネルの下で育てている作目 | ブルーベリー |
出典:EARTH JOURNAL(アースジャーナル)vol.06 2018年
販売サイト(https://earthjournal.jp/information/33791/)